自作の超短編RPG「リトルレトロトリップ」の話。
前がゲームについてだったので今度はゲーム制作の話。
タイトルの通り、僕がつくった「リトルレトロトリップ」について。レトロな雰囲気の超短編RPG。作るのも公開するのも初めてだった正真正銘の処女作。
http://www.freem.ne.jp/win/game/14824
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まずこのゲームを作った理由は、「大きいゲームを作る前にまず小さいゲームを作った方がモチベーションを保ちやすいと聞いたから」というだけ。単純。それだけで終わらせたくなかったので「短いゲームにしかできないことを入れる」というのも追加した。
RPGツクールMVも持ってるけど制作ツールはRPGツクールVXace。理由は
・使いたい画像素材がVXace専用だったから
・Steamで500円で買って放置していたから
の2つ。
前置きはこれぐらいにして、ちょっと前の話なのであまりはっきり書けないけど、本編と制作の話を。全部書いてくとキリがないので絞って書く。
使用した画像素材を購入したのを皮切りに制作を開始。ツクール公式サイトのQ&Aを参考にマップや会話イベント、戦闘などを手間取りながらもつくっていった。日曜日のまとまった時間に一気に作るみたいなことが多かった記憶。
開発中はフォント変更の方法やオープニング演出など、とにかく多くの壁にぶち当たったが、ググったらほとんど解決。Google先生の万能さを改めて痛感した。
ストーリーは開発中に学校でパッと思いついたのを広げていった。本当に短いゲームなので一つのアイディアに沿ってつくっていくみたいな感じだった。(ネタバレになるので気になる方は遊んでみてください)自分では結構納得いくものが書けたと思ってる。
戦闘バランスには少し手こずった。結局、MPという概念を消して、戦ってるうちに溜まるTPだけでスキルを使う形に収めた。でも完成後発覚した問題が別のところにあった。戦闘から逃げにくくするために敵の回避率を高くしすぎたのが原因で、味方の攻撃がやたらと当たりづらくなってしまったということ。ゲームが成立しないほどではないものの、発覚した時はなかなかショックだった。
次はBGM制作の話。フリーのBGMを使えば省ける作業だが、ゲーム音楽が大好きで、つくってみたいという気持ちもあり終盤の2曲を制作。僕は楽器は全く弾けないので、作曲ツールはピストンコラージュというピアノロール型のシンプルなもの。特に勉強はせずに勢いで仕上げた。
試聴はここから。最初に作ったのは2曲目の方で2、3週間はかかってるけど、対照的に1曲目は1、2時間で完成させた。
1曲目は「画面の中の絶望」みたいなイメージ。最後が「モンスターワールド2 ドラゴンの罠」の曲と似てる。
2曲目は最初の7音から広げていってつくった曲。イメージは「ラスボスを装った小さな存在」。さっき書いた通り最初につくったので思い入れはかなり強い。ロックマンっぽさが出てる気がする。
とりあえずここで終わりで。気が向いたらもう少し同じ話題で書くかも。